2022.07.04 Monday
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tamalogOutput and input from 1998 to 2010
2008.01.23 Wednesday
款冬華 ふきのはな さく
2008年1月23日(水) 二十四節気「大寒」1/20〜2/3 七十二候 初候「款冬華(ふきのはな さく)」蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す 気温1.2度 年始からなにも書けなかったけれど、文章を書くことは続けなければと思うので、書くことを再開しようと思う。写真は弊社屋上から代々木公園のドラリオンテント方面。今年はイヤと言うほど年始から雪に囲まれた場所にいるので、何年ぶりかに見る東京の雪にあまりワクワクしなかった。 今日は手紙を書いた。そういえば手紙を書いたことなんて生まれてこのかた一度もなかったのでした。書こうとしてみていろいろなことが解るものだ。手紙を書くという行為は、Eメールを書くのとはまったく時間に対する感覚が違って、質問をするような、即答を求めるような文章を書くことができない。物理的に携帯電話もEメールもつかえなくなって、初めて気がつくことがあるものなんだと思った。 2007.06.12 Tuesday
腐草為蛍 ふそう ほたると なる
2007年6月12日(火) 二十四節気「芒種」6/6〜6/21 七十二候 末候「腐草為蛍(ふそう ほたると なる)」腐った草が蛍になる 気温22.6度 北鎌倉の明月院の前の小川は密かにホタルスポットなのだって。それも5年前に配水管が通るまでは泡ぶくぶくのどぶ川で、たった5年でホタルが戻ってきたのだとか。ホタルの光る時間は決まっていて、19時過ぎから21時まで。それも毎年決まってこの時期、つまり七十二候で腐草為蛍の時期、つまり6月11日〜6月16日頃なのだ。もろ横須賀線の線路脇の場所にホタルが漂ってるのだ。カァン、カァン、カァン、カァン、って踏切の音が聞こえる。普段は大嫌いな踏切の音だけれども、北鎌倉の踏切の音だけは心地よく聞こえるのはどうしてだろう。 そういえば一昨日は明治神宮で満開の菖蒲の花をじっと眺めていた。特別拝観料で500円とかとられるけども、今が旬。箱根、天山湯治郷のホタル鑑賞会もおそらく明後日くらいまで。どっちも人づてで聞いたから行けたわけで、そういう情報を仕入れるメディアがなさすぎるし、そういうものがいいんだって価値観自体がなさすぎる、早く作らなくてはと思う。紫陽花も今がシーズンだ。行きたい場所がありすぎるこの時期が、1年で最も忙しい時期なんだ。だからあれほど鬱陶しかった梅雨も、ここ数年鬱陶しいと思った記憶が無い。だいたい仕事が落ち着くと、毎年梅雨はあけてカンカン照りの夏がやってくる。 2007.05.28 Monday
最近の日課
朝焼けのグラデーションを独り占めしてから寝ること。 午前3時57分でもうこんなに明るい。 ここのところ平均すると多分一日で1分くらいずつ日の出が早くなってるはず。 夏至はもうすぐ。 空が白み始めてから日が出てくるまでの約30分間のことをタレル時間という。晴れていれば一日のうちで最も至福の時間だ。 光のアーティスト、ジェームズ・タレル氏の作品「光の館」の明かりのしつらえに敬意を表して誰かがそう名づけた。 2007.05.03 Thursday
赤い月
2007年5月3日(木) 二十四節気「穀雨」4/20〜5/4 七十二候 末候「牡丹華(ぼたん はな さく)」牡丹の花が咲く 気温17.2度 六十回目の憲法記念日は なんとなくこれからどうなっちゃうんだろう っていうような色の満月だった。 2007.04.04 Wednesday
雷乃発声 らい すなわち こえを はっす
2007年4月4日(水) 二十四節気「春分」3/21〜4/4 七十二候 末候「雷乃発声(らい すなわち こえを はっす)」遠くで雷の音がし始める 気温4.8度 遠くでかっていうと、まぁかなり近かったけどさ。 春分最後の日は、そのまま七十二候を絵に描いたような日でした。 でも、はたして江戸時代でも雪までふったんだろうか? 東京都心では4日夕、上空に寒気が流れ込んだ影響で雨がみぞれに変わった。みぞれは雪と雨が同時に降る現象。4月に都心で雪が観測されたのは1988年4月8日以来19年ぶり。 2007.04.03 Tuesday
ひじりのこよみ
こよみはこころをよむ結び目なんだ。人と人をつなぎとめている鎖なんだよ。やっぱひじりじゃね? っていうccdさんのひとこと、いただきました。 ひじりとは、日にちを知っている人のこと、日のように天下の物事を知る人。天文学に通じる人のことを「日知り」といいます。 リリースが遅れてるけど、やっと名前が決まった。 ロゴはまだちょっとしっくりこないから変わるかもしれない。 2007.03.23 Friday
祇園で一番最初に咲く桜
2007年3月23日(金) 二十四節気「春分」3/21〜4/4 七十二候 末候「雀始巣(すずめ はじめて すくう)」雀が巣を構え始める 気温9.5度 「毎年この樹が一番なんやわ」って地元のおじちゃんらしき人が言ってた。ここだけ異様に人だかり。テレビカメラもやってきた。 鴨川沿い、八条川端付近の桜も咲き始め。 2006.11.24 Friday
[暦] 京都の紅葉は今週がピークだそうで飛んで帰ってまいりました
曼殊院門跡 2006年11月24日(金) 二十四節季「小雪」11/22〜12/6 七十二候 初候「虹蔵不見(にじ かくれて みえず)」虹を見かけなくなる 気温11.6度 そういえば紅葉の京都ってはじめてで、でも確かに綺麗なんだけど。ちょっとこの時期の京都は人騒がし過ぎてあまり好きではないかもしれない。本当は誰もいないお庭を眺めて畳の上でちょっと物思いに耽りたい時期なのだけど。どこに行ったら人がいないのかしら・・・。 圓光寺 2006.11.02 Thursday
24時間の呪縛
アフガニスタンのカブールでは、16分の間に70.868kmの宇宙空間を移動する。 赤道上に住んでいる人々は、同じ時間で141.736kmも移動できるのです。 00:00〜24:00という「数字による時間」の概念は ただ地球を経度によってただ24等分したに過ぎない。 同じ [ 1時間 ] は住んでいる場所によって大きく違ってくる。 数字という要素だけでは表現できないはずの「時間」。 これを太陽系のレベルに発展させて、月の要素を加えると、暦の再定義となるはず。 最近は、占星術もおよそ迷信だけで成り立っているのではないんじゃないかと思ったりする。 赤道(0度、100%)における一時間の移動距離 531.5125 km 旭川市(北緯45度、50%)265.75625 km 最も北極点に近い大都市 レイキャビク(北緯64度、28%)148.8235 km カブールにおける4度 = 70.868km = 16分 赤道における4度 = 141.736km = 16分 2006.09.18 Monday
夕陽 [追記]
2006年9月18日(月) 二十四節季「白露」9/8〜9/22 七十二候 末候「玄鳥去(げんちょう さる)」燕が南へ帰って行く 気温26.0度 サステナの入っているマンション(地上11階建て)の屋上。東京都内で最も好きな景色が見える場所かもしれない。そろそろ丁度引っ越して来て一年になる。この一年間で何百回登っただろう?夕陽が綺麗な日のポイントはいくつかあって、ほぼ確実に台風の前後は雲が大量に発生して夕陽が乱反射するので幻想的な茜色の空が広がることになり、この季節はチャンスが多い。 夏至の頃から比べて太陽を中心として公転軌道を約90度、2億3418万8660kmもの距離、宇宙空間を旅して来たことになるのです。では果たして宇宙空間上で宇宙飛行士が静止状態で宇宙遊泳をしていたら、秒速29kmの速度で移動し続ける地球に対して「置いてきぼりになる」という経験は可能なのだろうか?・・・よくよく考えてみたら地球圏に居る以上地球そのものにたいして引力の影響を受けるので慣性の法則のための推進力を持っていなくても(静止状態)なんらか地球の軌道を描いて動くこと、つまり秒速24kmの移動に引きづられたまま、宇宙空間に漂うことになるので、つまり不可能。 季節というものは、地球が公転軌道に対して23.45度傾いていることが、太陽からの公転角度(それが前述の夏至と比べて90度)により、地球上に与える太陽光の影響力が変化することによって、地球上の気象条件が変化して生ずる。しかし、この屋上の空気が、一年前の物理的にほぼ同じ宇宙空間に帰ってきたことを感じちゃってもいいんじゃないかな。 |