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新しいテレビです


http://rimo.tv/

これが、すっげーなぁぁぁ、と思わず唸ってしまうのは、youtubeで人気のある映像をいくつか勝手にピックアップして、全画面で再生しているところ。

ただ、それだけだけども重要なのは、nintendo wiiでの視聴を前提にしていること。つまりwiiからこのURL(それもとても短いところがセンス!)を入力して、基本的にはテレビ画面で見るわけだ。市民メディア遂にこういうインフラが出てきたか!と唸ってしまいます。


従来、市民メディア、って呼ばれてきたジャンルつまり、マスメディア放送だけじゃ本当に伝えるべき情報は伝わらないよね、って言ってきた人たちが居て、彼らは市民放送局とか言ってふつうの人に映像の撮り方を教えたり、街頭ビジョンをつかわせてもらったり、とかっていうけっこう涙ぐましい活動をしてきたわけだけども、彼らのインフラとしてとても可能性をもつな!っていう実感がある。

今は単なるyoutube違法アップロード映像が流れているだけだけども、これを転用してうまくつかいこなせたら、面白いことができるかもしれない。例えばサステナがそのエージェントをNGOに対して行うというのもあるのかもしれない。

仕組み自体はyoutubeのAPIを使った、ものすごくシンプルなもののように見受けられるから、NGOが自分たちのサイトでおなじものをつくって、世界の裏側の情報をひっぱってきてもいいと思うし、それを見る人たちが出てくるっていう期待がある。それを、パソコンじゃなくて、家電で、しかもテレビで見せるってとこが凄い。インターネットの本質を付いた、マスメディアでは実行不可能な領域に足をつっこんでいる感じが素敵だと思います。
| 情報デザイン・メディアデザイン | 21:17 | comments(4) | trackbacks(0) |
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| - | 21:17 | - | - |
iTVも近いと思うけど、6年前に考えてたことがようやっと世の中に実現されたという感じだね〜。
ネット上で誰もが投稿できチャンネルを作れ、それがセットトップボックスを通じてTVで見れるというのは、uva時代にくみちゃんと考えた仕組みだった。しかも、自分たちの嗜好に合わせてレコメンドしてくれるだけでなく、作者へのおひねりやコラボも可能にするという創発環境メディアだった。
そういう意味ではまだ理想には遠いが、時間の問題だといいなあ。
(どちらかというと世の中は囲い込む方に向かいがちだから、コモンズとはすんなりいかないだろうし。)

いずれにせよ、あの時点でyoutubeを作ってたとしても見る環境は整わないし、それ以前に資本がないしという点で、ウチらには夢までしか作れなかったのだろう。まあ、物事は運とタイミングの影響も大きいということで、また新しいものを考えてくしかないのだろう。
| たくちゃん | 2007/02/17 12:04 AM |
ちなみに、たまちゃんもお気付きの通り、これからはコンテンツクリエーターよりも膨大化するコンテンツをメタ化するメディエーター(エージェントでもいいや)が、重要になってくるでしょう。
youtubeにアップされてるもの全てを見ていたら一生終わっちゃうからね。
| たくちゃん | 2007/02/17 12:07 AM |
さすがたくちゃんです。反応が早い。映像に関してはやはりたくちゃんだね。

インターネットメディアの囲い込みについて。たくちゃんへというよりは、よく知らない人向けに書くけども、囲い込みをしている代表格はケータイ電話キャリアで、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの三社のことだね。これら三社の極悪非道は少額決済を名目にすべての料金徴収を携帯電話の通話料金と一緒に請求するってことを始めたことにある。それはそれで当時(i-modeサービス開始当時)は一理あるなと思ったものだけども、コモンズの概念とはおよそ対局を突っ走っているわけだね。そしてそのような状況を許しているのは携帯電話キャリアが日本に三社しかなくてよいという免許制度によって規制している総務省だ。

なーんて言うと極端なのかね。
勉強不足なので実際そこでなにが起こってるかまでは知らないけども。
| tama | 2007/02/17 12:44 AM |
あ、でもさっきwiiで現物いじってみたけども、完成度はまだまだだなぁとは思った。

けどもこれの良さは、僕らに勇気とアイデアを沸き立たせてくれることにあるんだと思う。
| tama | 2007/02/17 12:45 AM |









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