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<< 最近 続・指数関数的増大 >>
指数関数的増大
MacProを買った。60万円也。4096MBのメモリと1250GBのハードディスク、従来の約四倍の速度が出るという802.11n対応の無線LAN、それにiPodもついてきた。なぜかProcareにも入った。WindowsXPが動く。10年前から見たらギャグみたいな世界。指数的関数的増大はまだまだ続く。

そういえばこの「指数関数的増大」ってなんだ?

昔、とある国の王様が手柄を立てた英雄に「望みのまま褒美を取らせよう」と告げたところ、英雄は「チェス盤のマスに、麦の粒をおいたものを頂きたいと思います。その際、今日は最初のマスに1粒、明日は次のマスに2粒、3日目はその次のマスに4粒というように1日ごとに2倍にし、64番目のマスまで、つまり64日間、麦の粒を頂ければありがたく存じます」と答え、王様は「なんだ、そのようなことか」と快諾しました。
1粒の麦が0.01gだとして、11日目に10g、21日目に10kg、31日目に10t、51日目には1000万tに。64日間、麦を与え続けた結果、王国の全資産をはたいても足りなくなり、英雄は首をはねられましたとさ。

と、そんなおとぼけな王様がいる国があったかどうかはともかく、コンピュータ産業というのは、この「指数関数的増大」をベースに設計されている。指数的関数的に約18ヶ月に2倍の速度で集積回路の集積率が上がっていくから、コンピュータの処理速度が向上して、経済的価値が半分になるのである。この約18ヶ月おきに2倍になる魔法をムーアの法則という。この経験則に基づいて経済が設計されているために、僕らはおよそ1年半ないし3年の間に一度「買い換え」を迫られるわけだ。

この持続可能性的な側面から見たらはなはだ不思議な現象はなにもコンピュータ産業に限ったことではない。このような思想がどこから発生したのか。それは次回に続く。
| 情報デザイン・メディアデザイン | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) |









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