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<< 加賀に来たからには行かなくてはならないところがたくさんあるのです ワークライフバランスなどという言葉は死語だ! >>
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加賀で本当に面白いところは
加賀で本当に面白いところは、金沢からちょっと外れた田舎にこそあると思う。

あらためて加賀に来てみて思ったのは、金沢はただの観光地になってしまっていて、面白いのは金沢からちょっと外れたところにある田舎に、尋常ならざる素材が眠っていることだ。


北大路魯山人の別荘「いろは草庵」


魯山人の机

ぱっと見、山代温泉はご多分にもれずバブル期の乱開発の影響で経営破綻寸前の旅館が建ち並ぶさびれた温泉街だと思ったが、星野リゾートによるテコ入れによって再建された旅館「白銀屋」は、ずいぶん前から一度は泊まってみたい宿だと思っていた。


白銀屋の外観

ここは、魯山人の別荘「いろは草庵」からわずか300メートルの距離であり、先々代のご主人が魯山人と交流があったという。山代温泉の旅館のご主人たちは皆そうして魯山人との交流があったというが、相当な文化人達であったのだろう。つまり、山代温泉には再建できるだけの文化資源が眠っていたのだ。


白銀屋のロビー

また、同じくリニューアルによって成功していると思われる旅館「べにや無何有」は、原研哉によるアートディレクションによってだいぶシンプルモダンよりのコンセプチュアルな旅館となっており、多少、21世紀美術館的なミーハー色を感じるが、わりあいリニューアルに成功しているパターンだと思われる。


べにや無何有のエントランス

そんな加賀で、今回発見したのが九谷焼だ。京都にいてずうっと清水焼、信楽焼と追いかけてきたが、いまいちそこに手を出す意味を感じられていなかったが、九谷焼の鮮やかな釉薬の色は、やっと見つけた、これこそ追い求めていたものだと感じるものがある。


九谷焼作家 人間国宝 三代徳田八十吉の作品

帰りがけに立ち寄ったうどん屋さんで目にした雑誌に書いてあった、小松にあるという「吉田屋」の花器の青緑色は、珊瑚礁の海の色にも、瑠璃の珠の色とも見えて、よく磨かれた日本刀を見つめているときのように、心地よく奥に奥に吸い込まれていくのだ。

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山代温泉 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/山代温泉

九谷焼作家 人間国宝 三代徳田八十吉
http://www.mangetsu.co.jp/tokudayasokichi/
| real japan travels | 23:40 | comments(1) | - |
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徳田八十吉の"黎明 (Dawn)"という作品が
British Museumの日本コーナーにもあって、
ずっとみとれてました。

 Statuephilia British Museum
 http://yousakana.com/makimono/2008/10/statue-philia-linkbritish-museum.html

日本コーナーは最上階の端の端にあるから、
意外と日本人でも知らない人がいるのだけど、
なかなかオススメです。
| yousakana | 2009/02/23 8:07 AM |