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Google Chrome OSはテレビのように

こちらをクリックすると大きな画面で開きます

Google Chrome OSはテレビのように高速に起動するんだとか。

さてさて、Google Chrome OSのユーザーインターフェイス画面が公開された。Googleがオペレーティングシステムをつくることがどういうことかっていうと、Windows95以来この方、世間の一般認識としてコンピュータってのは電源を入れるとまずデスクトップにアイコンが並んでいて、クリックするとウインドウが出てきて、アイコンをクリックするとアプリケーションソフトが起動して、という概念の上に成り立ってきた。インターネットエクスプローラなりSafariなりっていうウェブブラウザも、そんなアイコンのひとつだった。

ところがこのGoogleのOSってやつは、おそらくたぶん、起動した瞬間から画面がウェブブラウザそのものなのだ。僕らは2〜3年ほど前にメーラーアプリケーションを使うことをやめてGmailに切り替えていたから、メールはブラウザの中でつかうもの、という概念はさほど驚くことはないだろう。更に、スケジュール管理もGoogleCalenderで、ドキュメント制作はGoogleDocsで、オンラインコミュニケーションはSkypeとTwitterで、映像はYouTubeで、写真はFrickrでと、ここ数年で劇的なまでにすべてをブラウザの中に委ねてきた。最近では遂にPhotoshopまでオンライン化し始めた。(https://www.photoshop.com/ ※英語版のみ)

そんな流れの一つの集大成として、GoogleはOSをつくった。おそらくWindowsでいうところのタスクバーのようなものも無く、タブがその代わりとなるんだろう。コントロールパネルのような、コンピュータのセッティング画面もブラウザの中。つまり、いままでのコンピュータのデスクトップとブラウザの立ち位置が逆転したのである。はっきりいってしまえばデスクトップなんぞいらないわけだ。インターネットを接続することが前提の設計。そう。iPhoneのように。

そしてこのOSは、主に5万円〜の価格帯が存在する、安価で小型軽量なネットブックと言われているコンピュータのためのOSだということだ。このことの本当の意味というのは、日本のコンピューターメーカーにとっては驚異的な真実が隠されている。ほとんどのコンピューターユーザーは、現在のような多機能ハイスペックなコンピュータは使いこなせないという、メーカーがいままで目をつぶってきた真実があることを、多くは気がついていたにもかかわらず、遂にそこから目をそらすことができない状況が、このGoogleのOSによって露見せざるをえなくなるだろう。

まぁ、そんなふうにコンピュータや、情報にまつわる環境が、文房具のように使えるようになるかも、っていうことはなによりなことだなー、と思うわけです。

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The Chromium Projects
http://www.chromium.org/chromium-os/

Chrome OSの登場は2010年11月ごろ まずはソースコードを公開
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/20/news039.html
| 情報デザイン・メディアデザイン | 14:02 | comments(1) | - |
造詣深き tamachanさま

はじめまして
機械音痴系の紅葉マーク近くにとって、使える機能だけで十分
安価で文房具のように使えるようになるコンピューターは欲するものです。
大きく割愛したシンプル設計自体も偉大なるデザインでしょう。
| 鷹佐 号 | 2009/11/26 9:47 AM |