tamalog

Output and input from 1998 to 2010
このウェブサイトは、2010年末で更新を終了し http://tamalog.me/ に移行しました。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
プロ市民 対 ネット右翼(2ちゃんねらー)という構図
なぜあれだけホワイトバンドがバッシングされたのか。そこに2005年現在における日本社会の思想が見え隠れしているのだということに気がついた。

Wikipediaより

●ネット右翼(2ちゃんねらー)
政治的な事件及び事柄に関する事では、ニュース速報系や学問・文系、その他一部の生活系板を中心に「左翼」及び「プロ市民」を非難、NGOによる各種社会福祉事業(特にその為の資金募集)・反戦平和(他国等への融和姿勢を嫌う意味も含む、ただしアメリカは別)を呼びかける活動を冷笑する動きが活発で、主だったところでは朝日新聞や公明党、社民党、民主党が定期的に槍玉に挙がる。反面、自民党に対しては好意的な扱いが目立つが、同党でもいわゆるハト派は「左翼」扱いされ、やはり槍玉に挙がる。


●プロ市民
そもそもは、政治にもっと関心を持とう、地域密着型の活動を通しプロ意識を持って政治や地域活動に参加する市民になろうという運動や人々を指す言葉であったらしい。
一方で、「左翼活動家の隠れ蓑」あるいは「市民活動で利権を得る者たち」を意味するレッテルとしての「プロ市民」がある。つまり「アマチュアのふりをしたプロによる偽の市民活動」というような意味合いである。
最近では職業的という意味合いを強くし、誰かを「金目当てでNGO団体などの「市民団体」を設立する者である」として批判する時にも使われる。



●プロ市民の活動実態
「プロ市民」とされることがある多くの活動者は手弁当で活動しており、NPO法人の専従事務局員などでない限りはその活動で生計を立てている(2ちゃんねるなどで「ネット右翼」―主に「プロ市民」側からそのようにレッテルを貼られる人々―によって存在が指摘される)プロの活動家というものはあまり存在しないとされる。理由としては、NPO法人の構成員は、所属団体に会費を支払う義務はあっても、報酬を受ける事は通常あり得ないことがあげられる。

批判的な立場からは「そもそも手弁当でこのような活動にのめり込むことができること自体が普通ではなく、初めから金持ちであるか、特定思想を喧伝して寄付を集めているか、何らかの利権で生計を立てているに違いない。そうでなくとも、通常の市民生活を営みながら行うことが可能とは考えづらい。例え可能であったとしてもそれはごく少数の人だけであり、それ自体が普通でなくそのような者が市民と称して活動することには違和感がある。」とも主張される。


おお。。。ネット右翼からは見事に存在が認められていない。。。

●2ちゃんねるの宗教化
“全ての報道は都合の悪い事実が露出しないように、政府他、巨大な権力に操作されており、2ちゃんねらーだけが真実を(特に創価学会・韓国朝鮮関連で)見抜いている”と主張する人々がいる。これらの中で妄信的な者は2ch信者だと貶され易い。最近のテレビ番組でデーブ・スペクターが「2ちゃんねるは宗教になっている」と述べた事からもその事が伺える。


ソーシャルアクションなんてブルジョワのもんだと思われてるんだろうなぁ。自分でもそう思うときがあるなぁ。
| - | 03:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
地球文化の入り口「おコメ」
speaker:竹村真一×佐藤卓
date & place:2005年12月17日 14:00 - 17:00
大手町カフェにて

続きを読む >>
| ログ | 02:57 | comments(4) | trackbacks(19) |
技術の進歩がコマーシャルを追いつめるまであと5年
このことは、VAIOが1997年に初代ハードディスクレコーダーとして登場したときから、薄々とは感じていたものの、いよいよSFの世界はフィクションではなくなりつつあるということを感じざるを得ない。

http://blogs.itmedia.co.jp/randomwalk/2005/12/5_2ab7.html

野村総研によると、タイムマシンレコーディングの未来はコマーシャルメッセージによるビジネスモデルを確実に破壊するということは、もはや自明のことになっているらしい。そんなこと一部の世界では既にあたりまえのように語られてきたことなのに、野村総研が言うだけでインパクトがあるのはなかなか皮肉な話だが・・・。

「2010年にはハードディスクレコーダーの容量が3テラバイトになって、地上デジタル波の全チャンネルを一週間分ぶっ続けで録画できる機器が「あたりまえ」のように登場するそうです」


3テラバイトで一週間???アナログ放送で一週間に1テラバイトのハードディスクを要求するのに、アナログの5倍もの容量を食う、デジタル放送で3テラバイトが5年後というのは多少さばをよんでいる気がしなくもないが・・・。

この手の計算はムーアの法則を応用することでいくらでも未来予測は可能なのだ。ムーアの法則とは、コンピュータの処理能力は18ヶ月で二倍に増えるという法則で、これが、ハードディスクの容量進化の話になると、12ヶ月で二倍という比率になる。それは歴史が証明しており、1995年当時500メバガイトのハードディスクが二万円で買えたものが、2005年現在二万円出すと400ギガバイトのハードディスクを購入できる。なんとこの十年で約1000倍もの容量進化を遂げたのだ。

そこから逆算すると、5年後に二万円で買えるハードディスク容量は、およそ
16テラバイトということになる。
確かに3TBという数字の信憑性はいかがなものかとも思うが(もちろん、MPEGに変わる劇的な圧縮率向上の可能性まで含めて計算しているのかもしれないが)2010年にデジタル放送9チャンネル分を一週間ぶっつづけで録画しつづける機器が一般家庭レベルにまで浸透するというのはまんざら嘘でもない気がする。

この流れは、ソニーや松下といった日本の製造業が放送業界に対して一歩リードしているようにも見えるが、つまるところ放送業界の一歩未来は、アメリカを中心としたITの技術進歩によって握られている支配の構造であり、既に脱却できないスパイラルなのかもしれないと、感じる次第である。どうせまたこの倍々ゲームの先には、ハイビジョンならぬ、ギガハイビジョン、テラハイビジョンが用意されているように思うのは、邪推だろうか・・・。それともデジタル放送のタイムマシン化が実現する前に、オンデマンド配信になるのが先か・・・。
続きを読む >>
| 情報デザイン・メディアデザイン | 01:19 | comments(0) | trackbacks(0) |