2022.07.04 Monday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
| - | | - | - |
tamalogOutput and input from 1998 to 2010
2006.02.28 Tuesday
近い未来のMacintoshは手書き
これは一週間くらい前に流れていたウワサ。 近い未来のMacintoshはマウスは使わずに操作する。画面上に直接指でタッチするらしい。それも5ほんの指全部をつかって。 具体的にはこんな感じ これは単純にカーソルが複数個に増えたと思えばいい。よくよく考えてみたらいままでカーソルが一個しかなかったってことをあたりまえに受け入れてきすぎてたわけで、カーソルが増えるなんてことは考えもしなかった。これがタブレットPC型のMacintoshに搭載されるという。グラフィカルユーザインターフェイスとタブレット型PCの進化形として非常に洗練されかつあるべきかたちになったと思う。 最近は確実に自分の脳が考えてることがコンピュータに伝わるのに、マウスがボトルネックとなっていて作業スピードに限界が来てしまうというところまできてしまった気がする。もはや鬼のように処理速度が早いと言われているG5x2個でもぜんぜんダメで、Inputデバイスの根本的な変化が切実に求められる。 これは最近リークされた、6世代目iPodと言われているものの写真。 次のiPodにはスクロールホイールが搭載されず、画面上にスクロールホイール状のインターフェイス画面が現れるという。タブレットPC型Macintoshが登場する前に、まずはこのiPodに新しいインターフェイスが搭載されるというウワサ。 そういえば、2003年にソニーコンピュータサイエンスラボの研究発表の中にも「SmartSkin」という同様のものがあったけど、あっちはどう実装してくるんだろう。 2006.02.27 Monday
今日のオンラインソフト
突然で唐突ですが「今日のオンラインソフト」というカテゴリーをつくります。 コンピュータの復旧用にも便利だからってのもあるんだけど。 BackLight (EnglishOnly) http://www.freshlysqueezedsoftware.com/ freeware MacOSX 10.2〜 このオンラインソフトは、ひとことで言うとデスクトップの背景をアニメーションさせてくれます。具体的には、スクリーンセーバーとデスクトップバックグラウンド画像(壁紙)と、iPhotoの写真のスライドショーと、iTuneのアートワークから選べます。 昔、アイ・オー・データというメーカーから出ていたTVチューナーボードに「TVを壁紙にする」っていう設定があったけれどもあれは結局使わなかったな。背景が動いているっていうのはなんとも落ち着かないものだけど、しかし、そのコンピュータパワーの無駄遣いっぷりが良いと思った。 ●screenshot この状態でグリングリン壁紙がアニメーションするのだ 2006.02.26 Sunday
ここしばらくの聖書です
最先端を突っ走っている皆様は、もう既にお読みになられたかもしれません、が。 ウェブ進化論 梅田望夫 ちくま新書 新宿のルミネにある旧青山ブックセンターだったブックファーストにて ただならぬ雰囲気の新書があった。 およそ100冊ほども置ける一等地の新書コーナーに、残りただ一冊のみ。 時を同じくして1995年12月に出版された伝説の二冊 ・ビル・ゲイツの「ビル・ゲイツ未来を語る」アスキー出版局 ・村井純の「インターネット」岩波新書 以来およそ10年ぶりにインターネット及び情報テクノロジー分野において開明的な本が出た。 この10年間って。日本では、xDSL、光ファイバーのインフラによって、インターネットの利用が劇的に進み、一般化したし。GUIによってとてもとてもコンピュータのインターフェイスがわかりやすくなったように思う。けども、テクノロジーの「普及」はしたけども「進化」はおよそほとんどなかったように思う。 ヤフーやライブドアや楽天というネット企業に感じられないもの。そしてひょっとしたらソニーや松下などというような日本を代表するエレクトロニクス企業にはできたかもしれないのに、やってこなかったこと。特に2000年が過ぎてからの5年間は空白だった。虚無感が漂っていた。9.11以降特にその傾向が強くなった。(本書によるとそれは2000年の米国におけるITバブル後の経済停滞期にテロと戦争が拍車をかけたからだという) その空白は辛かった。だから!だからね、NPOだの社会貢献系に走ったのですよ。最近Web2.0と呼ばれていることは既に2003年あたりからだいぶ僕らはやってきたことだし、NPOだの社会貢献系っていうのはそれが既存メディア及びその関連業界では非常にやりにくいんだけども、やりやすいフィールドだと思ってそれなりにいろいろやった気がする。でも最近だいぶ不完全燃焼、欲求不満が募っている。だからこのような流れはとても歓迎したい。 まぁ、空白の10年間を埋めるような出来事が海の向こうでは始まっているのですね、と、2005年末からふつふつと思っていたことが、綺麗に一冊にまとめられてることに、驚きました。 梅田望夫さんて、そうか、こないだのアエラの記事「Googleが脳に変わる日」にも出ていた人だ。ブログも書いてるみたい。 2006.02.24 Friday
世界人口、65億人を突破
HOTWIREDの記事。米国勢調査局の『世界人口時計』によれば、地球上の人口は2月25日午後7時16分(米国東部標準時)に65億人を突破するという。 世界人口時計 http://www.census.gov/ipc/www/popclockworld.html 6,499,706,487 2006.2.24 22:44(日本時間) 07/01/05 6,451,058,790 08/01/05 6,457,380,056 09/01/05 6,463,701,322 10/01/05 6,469,818,677 11/01/05 6,476,139,943 12/01/05 6,482,257,297 01/01/06 6,488,578,564 02/01/06 6,494,899,830 03/01/06 6,500,609,361 04/01/06 6,506,930,627 05/01/06 6,513,047,982 06/01/06 6,519,369,248 07/01/06 6,525,486,603 すごく大雑把だけども、64.5億人から65.0億人へ、5千万人増えるのにかかった日数はわずか9ヶ月。ということは世界の人口が1千万人増えるのにかかる日数はたった1.8ヶ月なのだ。 世界人口時計の予想では、世界人口は2012年に70億人に到達するという。 2006.02.15 Wednesday
[暦]湘南
2006年2月15日(水) 二十四節気「立春」2/4〜2/19 七十二候 末候「魚上氷(うお こおりを のぼる)」割れた氷の間から魚が飛び出る 気温18.3度 久々に湘南にいく。写真は江ノ島から見た藤沢。 江ノ島に大きなスパが出来てた、けど、入る気はしなかったな。 いつぶりだろ?珊瑚礁に行く。そしておきまりのコースの七里ヶ浜の砂浜を散歩する。 一日遅れのバレンタインチョコを貰った(嬉) 2006.02.12 Sunday
二十一世紀に生きる君たちへ
今日から丁度10年前、一人の作家が亡くなったらしい。 司馬遼太郎。その日は、亡くなったことも、その人の存在すらも知らなかった。 初めて著作に目を通したのも、二十一世紀直前のことだったと思う。 しかしその後、膨大な彼の著作をひとつひとつ制覇していくことがライフワークの一つとなった。 司馬遼太郎は膨大な活字の中から、文脈を見いだし、ひとつひとつそれを世の知るところとして表してきたジャーナリストのような人種だと思う。坂本龍馬などは昭和の20年代までは歴史に埋もれていたのだ。教科書通りに行くと、信長>秀吉>家康が天下の変遷だと思いこんでいたが「国盗り物語」を読んで以後その認識はずいぶん変わった。斎藤道三こそ、その流れの原点ではないか。そして明智光秀は単なる嫉妬と憎しみにかられた謀反人ではない。 彼は特に日本人というものについて追求している。著作の中で、明治維新から半世紀前、民間人として自発的に単独でロシアと外交交渉を行い幕府との戦争を回避した商人、高田屋嘉兵衛を主人公にした「菜の花の沖」や、越後長岡藩家老であり、戊辰戦争最大の激戦、北越長岡戦争を戦った河井継之助を主人公にした「峠」の二作が鮮烈に記憶に残っている。 これらの主人公は、明治維新の英雄でもなければ、その後の社会になんら影響を及ぼした人物でもなく、ただの江戸時代の一商人であり、敗軍の将でしかなかった。しかし明治政府をつくりあげたマジョリティーより、何倍も魅力があるように感じるのはなぜなのだろう。 以下の文章は、司馬遼太郎が小学校6年生向けの教科書のために書き下ろした文章である。1980年代後半、バブル真っ直中の日本を眺めながら、しかし子供達のために書いたのだという。この教科書は当初、どの小学校にも採用されることはなかった。しかし司馬遼太郎は「子供達にメッセージを書くことができただけで大満足」であったそうである。 二十一世紀に生きる君たちへ 司馬遼太郎 2006.02.07 Tuesday
イタリア行く人買ってきて!!
プリンター大国日本。年末年賀状商戦時期には死ぬほどCMを放送するのに、全くその広告的要素がココロにヒットしない。昨今珍しいくらいほしいのにほしくないプロダクト。それがプリンターであります。 そんな欠乏状態に突如現れた複合型プリンター。オリベッティANY_WAY。 こういうのがほしいんですよこういうのが!セイコーエプソンさんキヤノンさん。 どうして作れないんだ!センスのカケラも無くなってしまったのか・・・。 しかしこれ、たとえイタリアで買ってきたとしても、インクをどうやって入手するのかさっぱり想像もつかないので、かなり実用的ではなさそう。 ちなみに、デザイナーはJames IrvineとAlberto Meda。Medaはうちの椅子のあのMedaさんです。 オリベッティというのは、元々タイプライターメーカーで、アンティークなインテリアショップでよく目にする紅いタイプライター・バレンタインをつくったメーカーだったが、前世紀に買収につぐ買収を繰り返され、ほとんど日陰の存在となっていた。 このシリーズでは深澤直人が日本代表を務めていた米国のプロダクトデザイン会社IDEOや、ジャスパー・モリソンもデザインチームに参加するという。 http://www.olivetti.com/site/public/product.asp?cid=254&sid=&iid=563 2006.02.04 Saturday
最近よくテレビに
すごく身近だったり、知ってる人が出るのを見かける。 サステナのマエキタミヤコさんがほっとけない関連でずいぶん色々出たけど、なぜかトリビアの泉(2005年11月15日放送)に出ていた。女性コピーライター代表の一人として10分くらい。 SFCの学生ベンチャー ニューロンの代表取締役を一時期務めていた駒崎弘樹くんが、去年立ち上げたNPO「フローレンス」の代表、社会起業家としてNHK教育の「あしたをつかめ・平成若者仕事図鑑」(2006年1月30日放送)で密着取材されていた。彼は同い年なので、ずいぶん立派にでているとプレッシャーを感じる。 そして、エレファントデザインで大変大変お世話になった西山浩平社長が、ニューデザインパラダイス(2006年2月24日放送)に出演し「履歴書」にメスを入れるらしい。 はて、テレビに出るってどういうことなんだろう?戦略的に出たい人、たまたまきたから出てみた人。出たくないのに出ちゃう人。 そうそう、プロジェクトXの後番組「プロフェッショナル仕事の流儀」は、司会者に茂木健一郎を起用したり、第一回が星野リゾートだったりと、ずいぶん派手にやるなぁと思っていたが、佐藤可士和はどうかと思うぞ。広告屋としては尊敬するけど、ハッキリいって彼は中身が無い。あのケータイは特にコンセプトが真っ向から深澤直人とバッティングしていて、なんとも悲惨だった。マスメディアではそれでいいかもしれないけど、この先どうするつもりなんだろう彼は。あの出演は彼自身にとってマイナスブランディングだったんじゃなかろうか。ああいう出方はしたくないもんだとつくづく思った次第。 2006.02.03 Friday
NHKスペシャル 同時3点ドキュメント 移民漂流10日間の記録
まだ書きかけだけど・・・、あまりに衝撃的だったので、気持ちが風化してしまう前にアップします。 どうにもこれを見ていて、ただ呆然となるしかなくて、やるせなくて涙が出てきた。 歴史が繰り返していること。そして他人事ではなくなりつつあること。移民の連鎖。少子高齢化に喘ぐイスラエルに移民したエチオピア人は、結局下層階級化してしまっていること。そのイスラエルではパレスチナ問題に嫌気がさした若者がドイツに移民したがり、その母親はホロコーストの記憶を息子に説くが、その若者も結局はドイツに行く決心をする。しかし、行った先のドイツでは、昔ながらのトルコ移民を中心とした下層階級層が全国規模でデモを繰り広げ、いわゆるネオナチの決起の要因となっている。ユダヤ人の状況は60年前と酷似し始めている。ドイツ政府も積極的に移民を受け入れているものの、「優秀」であることがその条件であるという。このような事態は、先進国各国で起こっており、国連の報告書によると日本は年間60万人の移民を受け入れなければ労働力が維持できないという。 2030年には、国民の3分の1が60歳以上になるそうだ。そうなったときにいったいどうやって年金制度が維持されるのかが、僕がこのような問題を考える直接のきっかけだったけれど、アジアでも同様のことが起こるのだろうか。 しかし、そこまでして守ろうとする国家って、いったいなんなんだ?人間は優秀でなければその存在価値がないというのか。 |