2022.07.04 Monday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
| - | | - | - |
tamalogOutput and input from 1998 to 2010
2006.04.25 Tuesday
政治に興味を持てなくなる理由
国民の政治離れが深刻です、なんて聞くけど本当かなあ? 政治家がかっこわるくて、癒着はするし、天下りはするし、イメージは最悪。でもイメージがどんどん悪くなっていって、よくする気がないのはなんでだろうか、というか、イメージが悪くて得するのって、、、自民党、なんじゃなかろうか。有権者が興味を持てないから、自然と規模の理論が働いて、過半数を得て与党になって、政権を握る。政治家のイメージが悪くなれば悪くなるほど得する政党が「自民党」だね、って話をどこかで聞いた。 仮説としては面白いな〜と思った。たぶん真実はそんなに単純な話ではないのだろうけども。 2006.04.22 Saturday
盛者必衰の理をあらはす
時に、それまで当たり前だと思っていた範疇でしかものごとを考えられていなかったことに、瞬間的に気づかされて、頭を蹴っ飛ばされたような感覚を得ることがある。既成概念の突破とか言ったりする。9.11のときとかそうだね。それまで自明とされてきたものが、破壊される瞬間に(盛者の末路を考えると・・・)ちょっと見てはいけないものを見てしまった気持ちにもなるけれど、人の想像力って凄くてほんとしょうもないものを当たり前だと思ってた自分が情けなくなるというか。すくなくともその予兆がこの半年くらい充満しているというか、ウェブ進化論に書いてあることなど、既成の事実の寄せ集めなのだと思わざるを得ないくらい、本当の世の中はありえないことを用意しているものである。 たとえばi-modeの小額決済とか。登場当時はシステムとしてよくできて、すごいなーって思ってたけども、よくよく考えてみれば、行政と結託したそれこそ昔から変わらぬNTT方式の支配システムそのものだったわけじゃないですか。携帯電話の持っている本質はおよそそんなものでは済まされないほど素敵なことができるはずなのに、法律の為にそれが阻止されてきたのだということは、もうそろそろ周知の事実として広まって良いと思うのだけどね。しかしおよそ現実とは、事実が先行することで、気がついたら下克上だったりして。 そういえば、マイクロソフトのビルゲイツが100ドルPCを馬鹿にして、あんなもの使い物にならない(900ドルのUMPCに対比して)だなんて本気で言ってしまったらしいけれど、あれはもうなんというか痛すぎるというか。 2006.04.10 Monday
また、椅子を買う
vitra Figura Designer : Mario Bellini ¥22,000(定価 : ¥153,300〜) この椅子。確か、ざぶとんに座っているような感触なのです。 しかし、ちゃんと届くのか・・・。それだけが気がかり。 2006.04.09 Sunday
白洲次郎 占領を背負った男
オトコに惚れる。いや、けっしてバイではないし、そういう話でもないですよ。たまに、時空を飛び越えて惚れてしまうことがあるのです。今回は、約60年前にこっそりと活躍した日本人でした。こっそりと。そう。けして英雄として広く祭り上げられているわけではなく、有名でもなくてあまり知られてない人の方が、ヒットする。 白洲次郎。彼は戦前の一実業家でありながら、宰相吉田茂に太平洋戦争の最中出会い、吉田反戦グループに参加したことから少しづつ世の中に登場する。1945年、吉田茂に請われて終戦連絡中央事務局に居たときのこと、GHQのマッカーサーに、天皇の贈り物を届けに行ったとき、マッカーサー本人に「適当にそこらへんに置いておいてくれ」と言われたとき激怒しながら英語でこう叫んだという「いやしくもかつて日本の統治者であった者からの贈り物を、その辺に置けとはなにごとですか!」と。そして贈り物を持って帰ろうとしてマッカーサーをあわてさせた。当時、ナチュラルな視点からものを見、考え、実行し、神にも近いマッカーサーをも叱りつけるという暴挙にも似た行動がとれた日本人は彼しかいない。なぜそのようなことが出来る視座にあったのかが興味深い。 1946年に彼は、憲法改正に参加している。GHQが提案する案をそのまま鵜呑みにしてしまうと、後生に必ず禍根を残すと。そのために出来る限り今抗っておくんだということであったという。しかし新憲法自体は結局マッカーサー案で今に至る。その恨みを1951年、サンフランシスコ講和会議において、吉田茂首相が読み上げる受諾文書を英語で書かれたものから、日本語に書き直させた。「講和をする相手の国の言葉で読み上げるバカがどこの国にいるんですか!」と。ただ書き換えるだけではなく、沖縄諸島返還についての条項を盛り込むことにも成功した。この過程において相当GHQには抗ったらしい。その結果、マッカーサーから直々に吉田茂政権の元で、貿易庁長官として指名される。そして貿易庁長官時代、彼の人生で最も意義深い事業が、通商産業省の設立である。以下、北康利著「白洲次郎 占領を背負った男」より 次郎は国民に呼びかける形で次のように書き残している。「吾々(われわれ)の時代にこの馬鹿な戦争をして、元も子もなくした責任をもっと痛烈に感じようではないか。日本の経済は根本的の立ち直しを要求しているのだと思う。恐らく吾々の余生の間には、大した好い日も見ずに終わるだろう。それ程事態は深刻で、前途は荊の道である。然し吾々が招いたこの失敗を、何分の一でも取り返して吾々の子供、吾々の孫に引き継ぐべき責任と義務を私は感じる」 彼は通商産業省の設立直後、一切の政治活動から身を引く。 ピューリッツァー賞を受賞した本、ジョン・ダワー著「敗北を抱きしめて」によると、占領日本はマッカーサーが日本語を喋れなかったことが決定的な要因となって、戦前の官僚システムをそのまま戦後に引き継ぐことによって、戦後復興を成し遂げようとした。とある。その結果が60年経ち教育を中心としたさまざまな分野に置いて弊害となっているという論調があるが、居るところには居たわけで、その分野においては実を結んだ後の世界にいることを、改めてリアルに実感する。 2006.04.06 Thursday
それってどうなのよ・・・
intelチップ搭載MacintoshでWindowsXPが稼働するようになった件について アップルは、Windowsを販売またはサポートすることについての計画も意向も持っていませんが、MacがIntelのプロセッサを使うようになったことで、多くのお客様がWindowsをアップルの優れたハードウェアで使うことに関心を示されています。Boot Campは、Macへの乗り換えを考えているWindowsユーザに対して、Macをより魅力的にするものであると、私たちは考えています ユーザーのニーズはまったく逆であるの。アップルの重たいハードウェアなんて誰も持ち運びたくないの。あなたのいいところはあくまでソフトウェアとそれに付随する優れたユーザー体験なんです。上記リリースは、ハードを売らなきゃ儲からないって公言しているようなものじゃないですか。自分の願望をさもユーザーのニーズであるかのように発表するのはどうかと思う。 2006.04.05 Wednesday
今年の100万人のキャンドルナイトは
割と例年に比べたらそりゃあもう格段に順調に色々事が進んでいるのです。 メインビジュアルは新進気鋭の某女優さんとCandleJunさんのキャンドルとのコラボレーション。(四月中旬公開予定) マエキタ付きのウェブマスターによって、ようやくさまざまなキャンドルナイト周りで起こっている出来事が収集、発信されるようになったり 第二弾書籍出版が6月初旬予定だったり 僕らが2003年から始めたメディアアートcandle scapeは初のメジャー・アップグレードをすることが出来るかもしれず candle-night.orgには、google localとの連携機能を実装予定 そしてイベントには・・・とある大物ミュージシャンが登場する。らしい。どひゃ〜。 今日はキャンドルナイトとほっとけないってなにが違うんだろうってことを考えた。wikipediaは荒らしが少ないらしい、というか、そういうふうにならないオーラがあるらしい。それはラディカル・ポジティズムがあるってことなのらしい。100万人のキャンドルナイトもそれがあるっていうはなし。例えば掲示板は荒らされるからつくるのやめようよ、なんていういまどきナンセンスな議論になったときに、コミュニティ運営の戦略の方向性を考えるときに便利な言葉だな。でも元から敵を作るような話であったりするとそれは不可能になるわけだ。 ラディカル・ポジティズム Radical Positism 2006.04.03 Monday
[暦] 京都の桜
2006年4月3日(月) 二十四節気「春分」3/21〜4/4 七十二候 末候「雷乃発声(らい すなわち こえを はっす)」遠くで雷の音がし始める 気温15.3度 写真は京都市北東部にある哲学の道、の桜。 東京を出てからずっと雨。。。だったので、この日は晴れてよかった!まだ京都の桜は咲き始めで満開ではなかったのがちょっとアテはずれ。京都造形大学にいったら触れる地球が置いてあった。 世の中たぶん今日から動き始めるんだ。新社会人は今日からお仕事。毎日毎日会社に行くんだ。でも僕は京都観光。南禅寺横で湯豆腐を食べながらそんなことを考えた気がする。 2006.04.02 Sunday
日記ためすぎてます(2006.03.24 - 2006.04.02)
長い長い冬眠から目覚めて動き始めてみると、縁がどんどん膨らんでゆく。世の中よく出来ているもんだね。忙しいけど濃い日々なので、後で中身をしっかり書こう。 3月24日 BBD第三回 竹村真一×鈴木寛のなかなか濃い三回は久々に充実してました 3月26日 カタリバ卒業パーティー@東京プリンスホテルスウィートルーム。地道に4年間しっかりNPOつくってきた成果がたくさん花開いていて、とても羨ましかった。朝5時まで涙涙の卒業パーティー 3月28日 オキタリュウイチさん鍋 またまたたくさんの人と知り合う。映画監督の方、まだメール返せてませんごめんなさい 3月30日 横浜で東京造形大学サステナブルデザイン学科をつくった方とお話する。徹頭徹尾理想主義で素敵だったけど、やっぱり学者は学者。アタマがちょっとかたいわ。その後みなとみらいの「万葉の湯」をためしてみる。2600円なり。ちょっと高いね。ゴテゴテしていてあまり素敵ではなかった 3月31日 岐阜へ。二ヶ月ぶりの遠出。100インチのスクリーンで映画を見ながら朝までお仕事。「ショーシャンクの空」地道なことはやっぱり成果を出すのだというお話 4月1日 京都駅に着くなりレンタカーに乗せられて二時間ほど移動。着いた先は滋賀県高島市朽木針畑地区というところ。なんのポテンシャルも無い、ド田舎。雪積もってるまだまだ春は遠い世界。そこでおじいちゃんやおばあちゃんから取材をするという旅だったらしい。目的もよくわからずに着いてきてしまった(汗)しかし、寒すぎる・・・岐阜は要塞なのでぬくぬくだっただけに、突如このような場所に来て体がついていかないものなのだと体で知る。 4月2日 茅葺き屋根のお宅で朝までお話する。要するになにをしていたかというと、もともと地域に存在していた社会的価値を伝承する仕組みをつくろうという話と地域活性化のごった煮。先輩モデルに「いろどり」というのがある。 京都に帰り、とあるソーシャル企業の京都オフィスにお邪魔。 町屋を本格的に改造してあり、囲炉裏や茶室やお庭が、素敵すぎる。この旅で京都でいろいろ仕掛けている人たちに出会った。主に京都大学周りなんだろうか。京都西陣町屋スタジオの人にも出会った。その後、EarthLiteracyPlogramの京都オフィスへ。造形大の竹村ゼミの人たちに出会って夜中まで語り場 |