tamalog

Output and input from 1998 to 2010
このウェブサイトは、2010年末で更新を終了し http://tamalog.me/ に移行しました。
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サステナのこと


ウェブサイトをちょっと更新しました。すっかりたまっていたポートフォリオをいっぺんに足しました。今年に入ってからたくさんのプロジェクトが走っていたのですが、少しずつ形になり始めている時期なのです。そういえば大地を守る会のブランディングなどは去年の夏に引っ越したばかりのオフィスでマエキタさんがけんけんがくがくやっていたのでかれこれ一年がかりのプロジェクトだったりします。

http://www.sustena.org/

それから。そんな一年前に引っ越したサステナは、また引っ越しをします。かれこれ丁度四年前の8月に代官山にオフィスをつくり、丁度三年前の8月に代々木公園に移ってもやっぱり手狭になって一年前に5階から9階に移り、そしてまた引っ越す。それも必ず7月から8月のいちばん暑い季節に汗だくになりながら毎年のように部屋探しをしている。







入居する物件を見つけたときは、いつも、これだー!!!と思わせるものがある。一軒家とか古くていじりやすい部屋とかさんざん数十件見続けて、結局ぐるりと一周して新築シンプルモダン物件に戻ってきた。外観はまるで大学のキャンパスかなにかのような建物です。
| - | 01:05 | comments(1) | - |
続・iPhone


iPhoneを一週間つかってみて、結局元のキャリアの元のメーカーであるソニー・エリクソンのケータイに戻した。戻したというか新規契約したので電話番号も変わったし、機種もちょっと新しくなったけれど。

iPhoneを買って、でも結局使いにくくてメインのケータイを新規契約して、バカだなぁと言う人もいるけれど、自分で金を出して契約して使ってみて、それでも合わなかったということがわかってとても満足だと思っている。合うか合わないかなんて、結局買って使ってみなければわからないのだ。買わないでよかったなんて平気で言うおりこうちゃんにはなりたくないし。よくよく思い出してもみれば、深澤直人のINFOBARだって、吉岡徳仁のMediaskinだって、契約して使ってみてやっぱりダメだったからソニー・エリクソンに戻したんじゃないか。今回はそれがアップルだっただけ。

iPhoneはおまけ程度の電話とメール機能がついたPDAとして使っていくことにした。まったく電話しなければ月々7千円程度の固定費アップだ。
(なので旧電話番号にお電話いただいてもメールいただいても出ます)

いままで24台コンピュータを買い、20台近くのケータイを契約し、勉強したなぁっていつも思う。失敗したらそれだけ身にしみる。金だしてコミットしてみなきゃわからんのですよ。いつか、きっとiPhone一台で済むようになるのかもしれない。そんな日が来ることを願って。
| - | 23:24 | comments(0) | - |
東山魁夷展
東京展で見逃したので、東山魁夷を長野まで見に行った。



やっぱり日本画は本物を見ないとぜんぜんわからない。

岩絵の具を使っているから当たり前なんだけども、岩彩だけでなく金箔や銀箔、ときにはプラチナまでつかったりするから、光の当たり方でぜんぜん色が違ってみえてしまうくらいで、ここにこうして写真を貼り付けてもそれは本物のイメージの雰囲気の数パーセントも伝わってこない。

東山魁夷を見ていて、初めて日本画というものに出会ったときのことを思い出した。日本画なんて教科書で見ている程度だと古くさい絵だなあ程度にしか記憶されないのだけども、本物を前にしたときに、まるで世界を見る目が変わってしまったかのようだった。日本画は、現実を超えた究極のリアルを表現しているんだということを知ったとき、これはとてもかなわないなあと思い知った。



東山魁夷は色の日本画家だ。遠く離れたところからその絵を見ていると、まるで写真ではないかと思うような絵がある。



現在、日本画の定義は岩絵の具をつかっているかどうかということだけらしい。いわゆる日本画の定番である花鳥風月を描いていないから、知らない人には日本画であるということもわからないかもしれないけども、この人の絵が日本画として凄いなあと思ったのは、この絵にあるように要素を出来る限り省いて抽象的に表現しているからである。この絵の森は古代中国の土器の模様を参考に描いている。



今年に入って、あまりインプットしてなかったなあ。
いいものをもっと見に行かなくては。

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生誕100年 東山魁夷展 長野県信濃美術館 東山魁夷館
| 日本の残像 | 18:34 | comments(0) | - |
iPhone


買ってみた。iPod touchを一週間で投げ出してたので当然予想されてたことだけれど、ちょっとこのままではやばいんではないか。

普通の日本のケータイ電話でできないことができるけど
普通の日本のケータイ電話でできることができない。

具体的には、コピーアンドペーストができない、ケータイメールという概念そのものがない、なので「xxx@i.softbank.jp」のメールは単なるEメールなのだけど受信確認が遅れて役に立たない、当然絵文字なんてものはない、おサイフケータイにもならない、路線検索で着時刻指定検索ができない、新幹線など特急代が加算されてない、キーボードがないからメールを打つのが遅くなる、ストラップの穴が無いから落としそうで怖い、いまのところまだスクリーン保護フィルムすら売ってないので傷つけまくりそう、etc...

このギャップはいずれ解消されるんだろうけど、少なくてもいま流行を追って手を出した一般の人は泣きを見るんではないだろうか。久々に、自分のカラダを機械に合わせることをしなけりゃならない苦痛を味わっている。そういやWindowsを初めて使ったときもえらい苦労してた気がする。まったく初めてケータイっていうものをつかったっていう人には一切感じない類の苦痛なのだろうけれど。

言いたいことはこの人がうまく書いてるので以下省略。

私がiPhoneを買わない理由
http://www.himanainu.jp/~mt/public_html/2008/07/iphone_6.html
| - | 16:10 | comments(0) | - |