tamalog

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ソニーの終焉と、日本株式会社の終焉


たまたま立ち寄った青山ブックセンターで平積みされていた @ktsujino さんの本を手に取った後、以下のことをつぶやきながら一気に読み切った。

ソニーへの鎮魂歌

辻野晃一郎さん。ソニーでVAIOのデスクトップ事業の創業期を担った人らしい。この人がつくったのか。と同時に読み進めていくうちに「ソニー」という存在そのものを思い出させてもらった。初期のVAIOからはノート型からもデスクトップ型からも、たくさんたくさん夢を貰った。それと当時に、ああ、もうあの神々しいまでにポジティブなエネルギーを放ち、インスピレーションを与えてくれるソニーは、本当に亡くなったんだな。と寂しくなった。この本は、そんなソニーへの鎮魂歌のような本だ。本当に悲しい限りである。

背景にいる創造的な個人の存在

この本を読んで益々思うのが、企業内における一個人の力がどれほどか大きいということである。薄々ながらも当時の一連のVAIO製品群には、その背景にいるであろう創造的な個人の存在を感じさせていた。2000年を過ぎた頃からであろうか徐々にそれを感じなくなっていった。このことから思うのは、すべて「SONY」の四文字にブランド価値を託すのではなく、@ktsujino さんのような開発者個人は全面に立ってピーアールされるべきである。ということだろう。はっきり言って、現在のソニーはウソである。当時のイノベーティブなソニーはもう既に亡い。
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| | 00:47 | comments(2) | - |
農地改革と、八郎さんのメダカ米


今年の初めからお手伝いさせていただいている、岡山県の西粟倉村で、また新しい企画が始まった。「メダカ米」というこの福島八郎さんという地元のおじいちゃんが育てた米を販売するということなのだけど、八郎さんによると合鴨農法もやったし、なるべく農薬を使わないところでいろいろと試してきたけれど、結局行き着いたのはメダカだったという。田んぼの中を泳ぐメダカ達が死なない程度に除草剤もつかっているのだそうだけれど、除草剤を使いすぎるとメダカの動きが鈍くなってきたりして解るんだそうです。メダカが生きていられる環境でつくった米ならば、人間の体にも悪いものではないはずという。詳しくはメダカ米のページを見てください。
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| - | 16:08 | comments(0) | - |